
GDPとGNP
GDPとは、Gross(全体)、Domestic(国内)、Product(生産したもの)の、
頭文字をとった略のことで、日本語で国内総生産という。
国内総生産とは、日本人が商品を買ったり、家を建てたり、企業が
工場を作ったり機械を買ったりした額、つまり国内で使われた
お金の総計のこと。
このGDPが前年度のGDPに比べてどれだけ増えたのかを%で
示したものを、経済成長率という。
経済成長率を見れば、その国の成長度合いや、生活水準が
概観としてわかる。
一方、GNPとは、Gross(全体)、National(国民)、Product(生産したもの)の
頭文字をとった略のことで、日本語で国民総生産という。
国民総生産とは、日本人が使ったお金の合計である。これは、日本人が
日本で洋服を買おうが、海外で香水を買おうが全て含まれることを意味する。
さらに詳しく、二つを比較してみる。
GNP(国民総生産)=海外にいる日本人が使ったお金は含まれるが、日本にいる
外国人の使ったお金は含まれない。
GDP(国内総生産)=海外にいる日本人が使ったお金は含まれないが、日本にいる
外国人の使ったお金は含まれる。
なぜ、二つの経済指数があるのか?
以前は国の経済成長尺度にGNPが使われいたらしいが、
国際化の進展によるためGDPになった。
日本人、外国人の区別をしていては本当の経済の数字を
把握しきれない。
ここ、最近の日本の経済成長率は以下の表のようです。
| 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | |
| 経済成長率 | 5.1 | 6.3 | 4.9 | 5.5 | 2.5 | 0.4 | 0.4 | 1.1 | 2.5 | 3.4 | 0.2 | -0.6 | 1.4 | 1.0 |
| 国内総生産 | 362 | 388 | 417 | 451 | 475 | 484 | 488 | 493 | 502 | 515 | 520 | 514 | 514 | 510 |
経済成長率は%。
国内総生産の単位は兆円。
やはり、1990年のバブル崩壊まではものすごく
高い成長率です。バブル崩壊後、景気が悪そうですが、
1995年、1996年に一度、回復しかけているのが、わかりますか?
しかし、1997年4月の消費税5%導入で一気に冷え込んでますね・・・。
この当時の総理大臣は橋本です。
1997年以後の日本の成長率は異常に低いですが、
潜在成長率は2パーセントぐらいではないかと
いわれています。
潜在成長率とは、その国本来の持っている経済力を
最大限発揮したときの予想を元にした成長率です。
2パーセントというのはすごいことらしいです。
しかし、もしもやifなんかでは、何も測れません。
こんな数字は使えない・・・。
さっさと、景気をよくしろと、政府の高官どもに言いたいが、
日本の景気がよくなっても、意味がない。
要は己自身が裕福になればいいのです。
むしろ、このまま景気は悪いほうがいい。
俺さえ、優雅に暮らせたらな・・・。
景気が悪い、景気が悪いと言いたがるアホどもがよく、
「政府はいったい何をしてるんだ?」といいたがりますが、
すぐに他人に頼るなと、ゲンコツ付きで説教したい。
潜在成長率と似たような感じで、使えないのが名目GDPです。
名目GDPとは、物価の変動を考えないで求められた数字です。
これとは別に、実質GDPというのもあり、こちらは物価の変動を考慮したものです。
この名目GNPを実質GNPで割ったものを
GNPデフレーターといいます。これは、
経済全体で価格がどれだけ上昇
しているのかを表す指標として使われたりします。
インフレやデフレのない経済はないのだから、名目GDPなんぞ
必要ない。
もちろん、
実際に経済成長率に使われるのは、実質GDPを使って求められた
実質経済成長率の方です。